新型コロナウイルスとその周辺のことで今わかっていること

日々状況や知識が更新されていくので、あくまでも2021年の8月頭時点の情報として、自分の中で整理をしようと思う。

ワクチンと接種後の行動について

・ワクチンの効果については、2回目の接種から10日前後で一番効果のある状態になる

・それ以降は少しずつ効果(感染予防、重症化共に)が落ちていく

・今、日本で接種が進んでいるmRNAワクチンは感染予防の効果は2ヶ月程度、重症化を抑える効果は半年程度持つ

・なので、ファイザーは3回目の接種を推奨している。別に利益を上げたいとかそういうのではないと思う。

(個人的には、一生涯残るほうが何かあったときに怖かったので、むしろこれくらいの効果で良かった…という印象)

・感染予防効果が途中で低くなってしまうため、ワクチンを打ったあとでも基本的にはマスクをつけたほうがよい

・理由としては、これまで若い世代にマスクをつけろと言っていた理由と同じで、感染していることがわからないまま他の人を感染させてしまう可能性があるため

(諸外国は「ワクチン打った」からの「もうマスクいらんわ!」でクラスターが大量に出ているので)

ウイルスそのものについて

・なぜ日本では感染が広がらないのか?はずっと疑問だったが、「日本では弱毒性のウイルスが広がっていたから」が結論になりそう

(慶応大学の研究があるとのこと)

・日本人が特別かかりにくいとかは一切ないので、十分に気をつける必要がある

・三密というのは良いフレーズだったけど、基本的には「二密」を避けたほうがよいだろうと思う

(屋外でBBQは状況的には「二密」だが、クラスターが発生しているので。)

・今流行しているデルタ株が「なんで他国はこんなに感染者数が多いんだろう?」と思っていたのと同じ状況を体験?する初のウイルスとなる

・デルタ株はこれまでと違って若い世代(10代含む)でも重症化することがあるようなので、全世代気をつける必要がある

病床数について

・日本は全病院の全病床数はかなり多いが、コロナ用に割り振られている病床数はそこまで多くない。重症者向けの病床についても同じ。

・なぜコロナ向けの病床が増えないかというと、日本の病院の全病床数の構成が病床数が少ない病院が大量にあるという構成になっており、病床数が少ないことや人的リソースの問題で受け入れをしないという決定をしている病院が多い

・なので、個別の病院で入院できることもあるが、コロナに感染した際に入院することができるかは別問題。コロナを受け入れているような大型の病院でしか受けれない治療や入院ができなくなるとかは全然あり得る。この辺りは自分が住んでいるところの体制による運ゲーでしかない。

・国自体もそこまで病床数を増やすためのインセンティブを出している訳ではないので、今後も担当者の懇願レベルでしか増えない

・重症者の病床数はベット数や機材数よりも看病する看護師の数に依存する。それなりのスキルが必要になるため、スキルがある看護師がいなくなると、病床数が一気に減る可能性はあり得る。

・ということで、今後も病床数を一気に増やすということは難しいので、他国よりもかなり重症者や入院患者を抑える必要がある

マスクについて

・「飛沫」という単語が使われ続けたため、マスクならなんでもいいとなりがちだけれども、エアロゾル(空気)で感染することもある

・となると、ウレタンとかは無意味なのでさすがにもう止めよう…

・不織布のマスクがどこでも買える状況なので、あえて布マスクを使う理由はもうあまりない

まとめ

なかなか終わりは見えないですが、日々頑張りましょう…。